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環境への取組み(E)
廃棄物の削減/有害物質管理
廃棄物排出量について
我々はサステナビリティ方針の環境の取組みにおいて、「廃棄物の3R(リユース・リデュース・リサイクル)化に努める」を掲げています。この課題に取り組むために、2030年目標「廃棄物リサイクル率70%(原則、管理権原のある物件を対象) 」を設定しています。
JPRは、産業廃棄物の分別やリサイクルの強化などを通じて、積極的に廃棄物排出量削減の取組みを進めており、テナントやビル管理会社と協力し、以下の取組みを実施しています。
- ・電子マニフェストの導入
- ・廃棄物データシステムの設定
- ・分別ルールの徹底
- ・リサイクル強化・啓蒙活動
- ・テナントへの協力要請
廃棄物とリサイクル率
項目 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
---|---|---|---|---|---|
年間廃棄物量(t) | 4,813 | 3,860 | 4,610 | 5,001 | 5,078 |
リサイクル率(全体) | 57.7% | 56.7% | 59.7% | 62.0% | 57.3% |
リサイクル率 (目標対象物件) |
56.3% | 58.3% | 60.3% | 54.2% | 48.9% |
- 廃棄物については、2019年度(2019/4/1~2020/3/31)から2023年度(2023/4/1~2024/3/31)のデータを記載しています。
有害物質管理
アスベスト処理
- 2005年7月に石綿障害予防規則(厚生労働省)が施行され、事業主は従業員を就業させる建築物で吹付アスベスト等の飛散する恐れがある場合、除去・封じ込め・囲い込み等の措置を講じることが義務付けられました。
- JPRでは、本規則施行以前から設備改修等の際、アスベスト等吹付材の撤去を進めており、オフィス・廊下等の利用者の使用頻度の高い箇所については、除去・封じ込め・囲い込み等の必要な対策をすべて完了しています。
- アスベスト等の吹付材を含有する物件では、ビル管法に基づく空気環境測定時に、アスベストの状況を継続的に測定し、基準値以下であることの点検・検証を行っています。
- 物件取得においては、売買契約締結までに専門家による調査を実施し、アスベスト等の環境汚染物質が適切に管理されていることを確認しています。
PCB処理
JPRの保有物件においてPCBが含有される場合、その電気機器等を除去した後、関連法令に則り処理を行っています。処理までの期間については、各都道府県環境局のPCB保管・管理基準に基づき適正な保管管理を行っています。