環境への取組み

COLUMN

エリア環境美化への取組み

サスティナビリティへの取組みの一環として、メインスポンサーの東京建物が主催する朝の清掃活動に、TRIM(資産運用会社)も参加しました。当日は、TRIM本社のある東京・八重洲を中心に、日本橋から京橋にまでのエリアを、総勢170名の東京建物グループメンバーと共に、たばこの吸い殻や空き缶・ペットボトルの回収などを行いました。
今後も身近なところから、地域や社会への貢献活動に取り組んでいきたいと考えています。

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 朝礼風景。これからスタートです。       日本橋・中央通りをきれいに!        集めたごみを分別します。

「環境にやさしいビル」の推進

JPRでは、保有物件の設備改修や運用改善等を通じて、環境負荷の低減に取り組んでおり、外部からも一定の評価を得ています。

温室効果ガスの管理・削減実績

温室効果ガスの管理

JPRは、環境・省エネルギー対策を推進しつつ、温室効果ガスの定期的な管理に注力しています。

温室効果ガスの削減実績

JPRは、エネルギー効率の高い設備への改修と、設備機器の運用改善に取り組みながら、テナント様への省エネ啓蒙活動も実施しています。その結果、5年間の温室効果ガス削減計画に基づき、目標値をクリアしています。

設備改修による省エネ

空調設備

CO2削減効果:約791kl-CO2/年(削減率15.6%)

空調設備の消費電力量は建物全体に占める割合が高く、特に夏季高温時の電力需要は急激に増加します。JPRは空調設備更新を計画的に実施しており、経済性・快適性を向上するとともに、CO2削減に取り組んでいます。今後も、省エネ効果の高い空調設備の更新を実施し、消費電力量の管理と環境負荷低減に努めます。

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五反田ファーストビルの空調設備改修

本物件では、より高効率で制御性の高い個別ヒートポンプパッケージ空調機(室外機8台、室内機82台)への改修工事を行いました。本改修によるCO2削減効果は、約35kl-CO2/年(削減率14.0%)になります。

LED

CO2削減効果:約2,436kl-CO2/年(削減率74.0%)

JPRでは、共用部の照明や誘導灯等にLEDを順次導入しており、消費電力を削減しています。

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照明器具の改修事例(新宿センタービル)

本物件の1階ロビー及びエレベーターホールに、高効率LED照明・照度センサー・無線調光システムなどを導入し、消費電力を95%削減しました。

人感センサー

CO2削減効果:約208kl-CO2/年(削減率92.0%)

人感センサーは人と明るさに反応し、必要な時だけ点灯するため、消し忘れによる消費電力を削減する効果があります。JPRでは、トイレ、給湯室、階段室において、共用部のリニューアルに併せて人感センサーを設置し、不使用時の照明を消灯させ、消費電力削減に努めています。

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物件事例

新宿センタービルの総合リニューアル

エネルギー使用量の削減効果(BEMS導入以降):約20%減/年

1979年(昭和54年)に竣工した本物件は、築30年以上が経過し、順次建築・設備のリニューアルを行っており、省エネ化やビルのエネルギー管理に取り組んでいます。
改修工事による主な省エネへの取組み
- BEMS導入により運用チューニング、運転パターンの改善
- 空調制御単位の細分化(VAV導入)
- WEBシステムによるテナントの省エネ管理対応
- 乗用ELV改修(インバータ制御方式採用)
- 廊下・ELVホール等共用部にLED・人感センサー・調光の導入
- トイレに節水器具の採用

新麹町ビルの省エネ改修

年間エネルギー使用量の削減効果:約15.7%

JPRは、本物件に屋上断熱、や日射フィルムの貼り付け、空調・照明設備の更新を実施しました。空調機や照明の消費電力量をセンサー計測し、エネルギー消費量を管理しています。なお、本省エネ工事は補助金の対象事業にも認められました。

改修工事による主な省エネへの取組み
- 8階オフィスの天井面に断熱マットの設置
- 西日のあたるガラス面に日射調整フィルムを貼付
- 電気式空冷ヒートポンプによる個別空調に切り替え
- オフィス共用部・地下駐車場の蛍光灯をLED型に改修
- エネルギー計測・管理システムを導入

運用改善による省エネ

水使用量の削減

水使用量削減効果(前年比):約34㎥/年(約5.7%削減)

JPRでは、更新時期に合わせて、節水効果の高い器具に切り替えています。
水使用量を適切に管理し、テナント様との協力を得ながら使用量を削減しています。

節電対策

JPRでは、施設運営においても、共用部における消費電力の削減を目的としたこまめな運転調整や季節に応じた運転制御に取り組んでいます。また、テナント様からの協力を得ながら、定期点検による効果測定を徹底し、一定の効果を発揮しています。

デマンドコントロール

JPRでは、消費電力量や最大需要電力を常時監視するWEBシステムを導入しています。無駄な電力使用の抑制やピークカット制御などを効率的に取組み、省エネ効果の向上に努めています。また、一部の施設では、消費電力量があらかじめ設定した基準値に到達した場合、自動的に機器を制御するシステムを導入しています。

その他の取組み

廃棄物量の削減・リサイクルの推進

リサイクル推進効果:リサイクル率60%超

JPRは、産業廃棄物の分別やリサイクルの強化などを通じて、積極的に廃棄物量の削減に取り組んでいます。廃棄物削減においては、テナント様や清掃会社と協力し、以下の取組みを実施しています。
-リサイクル範囲の拡大
-使用済み蛍光管・乾電池のリサイクル処理
-廃棄物処理場の実施確認
-廃棄物処理ルートの見直し
-分別ルールの徹底
-リサイクル強化・啓蒙活動

太陽光発電

JPRが保有するオリナスタワーでは、太陽光発電設備(発電容量10Kw)を導入しており、年間約1万kwhの電力を活用しています。

屋上の太陽光発電(オリナスタワー)

屋上の太陽光発電(オリナスタワー)

ヒートアイランド対策

JPRが保有するオリナスタワーでは、ヒートアイランド対策・空調負荷の低減・建物躯体の蓄熱抑制に寄与する高反射塗装を実施しています。太陽光エネルギーの50%を占める近赤外線領域を効果的に反射し表面温度が最大15~20℃低下する効果があります。

有害物質管理

  1. アスベスト処理
    JPRでは、石綿障害予防規則施行以前から設備改修等の際、アスベスト等吹付材の使用状況調査を行っています。アスベストの使用を確認したビルにおいては、除去・封じ込め等の適切な措置をとるとともに、テナント様に対して情報提供を行っています。なお、アスベスト等吹付材を含有する物件では、アスベストの状況を継続的に測定し、基準値以下であることの点検・検証を行っています。
  2. PCB処理
    PCBは、体内に徐々に蓄積し様々な症状を引き起こすことが報告されており、カネミ油症事件の原因になったことで有名です。PCBが確認されたJPRの保有物件では、除去後指定されたPCB保管室に集約管理し、紛失や漏油事故等のリスクを低減しています。今後も、PCB管理基準に基づき適正な保管管理を行っていきます。
  3. フロン類処理
    オゾン層破壊や地球温暖化等、地球環境への影響が明らかとなっているフロンを使用した機器を廃棄する場合は、フロン回収破壊法に基づき、適正に廃棄処理しています。又、2015年4月施行の改正フロン法に基づき、フロン類を使用する機器の維持管理を適正に行っています。

緑化推進

屋上緑化の推進

現在、都心部の気温が郊外に比べて高くなるヒートアイランド現象が急速に進んでいます。その緩和対策の一環として、建築物の壁面や屋上等を利用した緑化が注目されています。屋上緑化には、遮熱効果や建物内の熱負荷を軽減し、冷房による消費電力の削減効果があります。
JPRでは、JPRブランド戦略の一環として、壁面や屋上など環境に適した植物による緑化を実施しています。

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DBJ Green Building 認証の取得

JPRでは、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)が環境・社会への配慮等を併せ持つ不動産に対して認証する「DBJ Green Building 認証」を複数の物件で取得しています。

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極めて優れた「環境・社会への配慮」がなされたビル

オリナスタワー

オリナスタワー

薬院ビジネスガーデン

薬院ビジネスガーデン

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非常に優れた「環境・社会への配慮」がなされたビル

JPR千駄ヶ谷ビル

JPR千駄ヶ谷ビル

品川キャナルビル

品川キャナルビル

ライズアリーナビル

ライズアリーナビル

大宮プライムイースト

大宮プライムイースト

ゆめおおおかオフィスタワー

ゆめおおおかオフィスタワー

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優れた「環境・社会への配慮」がなされたビル

JPRクレスト竹橋ビル

JPRクレスト竹橋ビル

ビッグス新宿ビル

ビッグス新宿ビル

JPR上野イーストビル

JPR上野イーストビル

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JPR那覇ビル

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十分な「環境・社会への配慮」がなされたビル

JPR日本橋堀留ビル

JPR日本橋堀留ビル

兼松ビル

兼松ビル

オーバルコート大崎 マークウエスト

オーバルコート大崎
マークウエスト

DBJ Green Building 認証 オフィスビルが持つ環境・社会への配慮の程度に応じて、DBJが5段階で認証を付与

GRESB調査において3年連続で「Green Star」取得

不動産事業者の環境配慮等を評価するグローバル不動産サスティナビリティ・ベンチマーク(GRESB、グレスビー)調査において、JPRは2016年、「マネジメントと方針」および「実行と計測」の両面において優れていると評価され、3年連続で「Green Star」の評価を取得しました。また、「GRESB」総合スコアでの相対評価による「GRESBレーティング」(5段階評価)では、上位評価である「4スター」の評価を獲得しています。

GRESBは、不動産セクターの環境・社会・ガバナンス(ESG)配慮を測るベンチマークであり、2009年に欧州の主要年金基金のグループを中心に創設されました。GRESBリアルエステイト評価は、そのうち既存物件運用を行う不動産会社・ファンドを対象にしたものです。2016年9月現在で、運用受託資産総額約760兆円(1ドル=100円換算)を有する58社のGRESBメンバーが、投資先の選定や対話にGRESB評価結果データを利用しています。2016年評価においては、グローバルで759社の不動産会社・REIT・ファンドが参加しています。

COLUMN

「花と緑のまちづくり賞」受賞

福岡市の都心部にある「薬院ビジネスガーデン」は、その名の通り公開空地を広く設け、空気を緑に染めそうなケヤキの回廊をはじめ、23種類の植栽が四季折々の表情を見せます。施設利用者を問わず寛ぐ人の姿が多い、癒しに満ちた緑の空間です。緑化推進は資産価値の向上と共に、街づくりの一助ともなる取組みとして力を入れています。【第10回 「花と緑のまちづくり賞」受賞(2013年)】

ビルを囲む植栽(薬院ビジネスガーデン)

ビルを囲む植栽(薬院ビジネスガーデン)