グリーンファイナンス

グリーンファイナンス・フレームワークの概要

グリーンファイナンスの目的

 JPR及びTRIMは、上場翌年の2003年から「JPRブランド戦略」を開始し、以降保有するオフィスビル等の環境・省エネ対策やテナント満足度向上などに長年取り組んできました。近年では、ESGの取組みが、JPRの持続的な成長にとって切り離せないテーマであるとの認識のもとで、地域社会の貢献やガバナンス強化などにも取組みの幅を広げ、様々なステークホルダーとともにサステナビリティ活動を精力的に推進しています。

 JPRは、グリーンファイナンスでの調達により、ESGへの取組みの更なる推進を図るとともに、ESG投資に関心のある投資家の需要を喚起することで、 JPRの投資家層の拡充、ひいては国内グリーンファイナンスの市場規模が拡大し、グリーンファイナンスがJ-REITの安定的な資金調達手段に成長していくことに貢献します。

グリーンファイナンスのフレームワーク

グリーンファイナンスにより調達した資金の使途

グリーンファイナンスにより調達した資金は、以下の項目に該当する資金に充当します。

  • グリーン適格資産(後述)の既存又は新規資産の取得資金
  • グリーン適格資産の取得に要した借入金の返済資金
  • グリーン適格資産の取得に要した投資法人債の償還資金

グリーン適格資産

グリーン適格資産とは、以下の基準のいずれかの認証を取得または将来取得予定のものから選定されます。

a) DBJ Green Building認証における5つ星、4つ星、もしくは3つ星

b) CASBEE不動産評価認証におけるS、A、もしくはB+ランク

グリーンファイナンスの調達プロセス

 グリーンファイナンスの調達については、資産運用会社の取締役財務部長によって起案され、投資政策委員会でグリーンファイナンスとしての適格性を確認の上、構成員(代表取締役社長、投資運用部長、財務部長、及び企画・管理部長)の過半数の賛成によって承認されます。また、グリーンファイナンスについては、事前にサステナビリティ委員会の議題として取り上げられ、事後にも報告がなされます。

調達資金の管理

グリーン適格資産の取得価格の総額に、総資産額に対する有利子負債比率を乗じてグリーン適格負債を算出し、その金額をグリーンファイナンスの調達上限額とします。

<グリーン適格資産>

物件名取得価格(百万円)延床面積(㎡)DBJ Green Building 認証CASBEE
オリナスタワー 31,300 41,081 ★★★★★
東京スクエアガーデン 18,400 9,256 ★★★★★
新宿センタービル 21,000 15,209 ★★★★
JPR千駄ヶ谷ビル 15,050 7,683 ★★★★
オーバルコート大崎マークウエスト 3,500 7,749 ★★★★
大宮プライムイースト 6,090 9,203 ★★★
ライズアリーナビル 5,831 9,294 ★★★
ゆめおおおかオフィスタワー 6,510 36,680 ★★★
兼松ビル 16,276 11,906 ★★★
ビッグス新宿ビル 15,121 25,733 ★★★
品川キャナルビル 2,041 2,618 ★★★
薬院ビジネスガーデン 10,996 22,286 A
合計 152,115 198,702
グリーン適格資産件数(物件) 12
グリーン適格資産取得価格総額(百万円) 152,115
総資産LTV(%) 40.5
グリーン適格資産負債額(百万円) 61,606

※1 グリーン適格資産及び総資産LTV201812月末時点の値を記載しています。

※2  延床面積は保有持分の値を記載しています。

レポーティング

グリーンファイナンスが残存する限り、各年12月末時点における以下の指標を公表します。

a) 資金の充当状況

b) グリーン適格資産の物件数

c) 各グリーン適格資産が取得した第三者認証レベル

d) グリーン適格資産の延床面積の総計 

e) エネルギー使用量※

f)  CO2排出量※

g) 水使用量※

e-gの指標については、グリーン適格資産を対象とした年毎の集計数値を公表します。なお一部物件については、JPRのエネルギー管理権限を有している範囲で開示します。

<グリーン適格資産集計数値>

項目・単位2017年2018年前年比
エネルギー使用量 総量(mWh/㎡) 34,582 33,455 ▲1,127
原単位(mWh/㎡) 0.175 0.169 ▲0.005
CO2排出量 総量(t-CO2) 16,177 13,945 ▲2,232
原単位(t-CO2/㎡) 0.082 0.070 ▲0.011
水使用量 総量(㎡) 148,791 135,548 ▲13,242
原単位(㎡/㎡) 0.755 0.688 ▲0.067

外部機関の評価

本投資法人はグリーンファイナンス・フレームワークの適格性について、評価機関である株式会社日本格付研究所(JCR)より「グリーンファイナンス・フレームワーク評価」の最上位評価であるGreen1F)を取得しています。

JCR評価ページリンク https://www.jcr.co.jp/